バーティカル・リミット

5人のロッククライマーが絶壁を挑戦中にカムが外れ一人が落下、その衝撃で他のカムも次々と外れ、アニーのカムだけが全員をかろうじて支えている状態になった。しばらくして支えきれなくなり男二人が落下し、3人が宙吊り状態に。アニーは新たなカムを取り付けようとするが岩に届かず、このままでは3人共落下してしまう状況で、カムの父親が上のピーターにロープを切れと頼んだ。ピーターがロープを切りアニーの父親は落下。

それから3年後、雪ヒョウを撮影するピーターが相方と下山中、相方が転倒し怪我を負う。ピーターは救命ヘリを要請し軍の基地に着く。どうやら軍を挙げて登山家達を支援しているみたいだ。ピーターは妹アニーと会う。アニーは金持ちで物腰の低いボーンと一緒に登山しているそうだ。ボーンが経営する航空会社の宣伝のために、登山者以外に映画監督らが同行している。

その日の晩、ボーン主催のパーティーが終わった後のテントの中で、アニーはピーターに亡くなった父のために登山すると話す。話の中でピーターはあのときザイルを切った後悔で登山を止めている事が判明する。

翌朝、トムとボーンとアニーは登山し始めるが、道中で天候が悪くなるという知らせを受け、登頂断念の決断を隊長であるトムが下すが、ボーンが反論し登山することになる。だが結局嵐が来て下山し始める。その途中でアニーがクレパスに落下しロープが切れ、奇跡的に怪我無く着地。その直後雪崩がボーンとトムに襲い掛かり、アニーと同じクレパスに落下する。無線で音声通信は出来なかったがモールス信号での通信は出来た。救助は困難だったがアニーの兄ピーターは妹のために救助へ向かう。救助のために危険なニトロを持ち、仲間を連れて向かった。一方、トムは落下の衝撃で脇腹を強く殴打。アニーがトムに抗炎症剤を打とうとするが、無責任なボーンはトムに「もし救助隊が来てもその体ではお前を連れて下山出来ない。無駄に抗炎症剤を使わないでくれ、使う事によって自分達を死なせる事になるんだぞ」と言う。ボーンのわがままで嵐が来る前に早く引き返していれば、この事故は未然に防げたというのに。

救助開始から120m上まで登った所で、ウィックがピーターに「遅いぞ、速くしろ」と言う。ピーターは妹が自分のせいで死んでしまうかもしれない恐怖でウィックに食いかかる。ウィックは「お前がザイルを切った事は正しい、もし父親がナイフを持っていたら自分で切っただろう」と温かい言葉をかけた。

アニーは肺水腫にかかり、トムは注射を打たせようとするが、ボーンは自分が助かりたいがために打たせようとしない。抗炎症剤を取りに、アニーに命綱をくくりつけ、もう一方の端をボーンが持ち、今にも崩れ落ちそうな氷の上を歩くアニー。健康なボーンが氷の上を歩くべきなのに。

救助は3チームに分かれて行っていたが、その1チームである男女2人の男が誤って斜面を滑り降り、ピッケルを引っ掛けてブレーキしようとするもなかなか引っ掛からず、崖の外に放り出される寸前にピッケルが引っ掛かり宙ブラリン状態に。女が助けようと男のピッケルにロープを引っ掛けるが、そのとき崖の一部が崩れ落ち、2人とも宙ブラリン状態に。なんとか男だけは這い上がる事が出来たが、このときニトロを崖下に落としてしまう。ものすごい爆風が崖下から吹き上げ、この衝撃で雪崩が起きてしまう。男はこの雪崩に巻き込まれ崖下に転落してしまう。

女がピーターと合流。一方で基地のニトロが太陽熱で爆発、本部からピーターへニトロを日陰に置いて冷やせと連絡が来る。マルコチームにもこの事を伝え一安心。だが、ピーターチームのニトロがバッグから漏れ出し、太陽光の熱で爆発。すると、目の前にウィックの嫁が姿を現した。ここで衝撃の事実が発覚。妻は肺水腫で亡くなっていて、ボーンが抗炎症剤を自分のために使ったがために妻は死んでしまった。ウィックは復習を果たす為にこの4年間山に篭り続けていたのだ。

夜、アニーはピーターに後2時間で死んでしまうから助けに来て欲しくないと伝えるが、ピーターは父の遺灰を二人で一緒にこの山に撒こうと約束する。そして、ボーンは寝ているトムに注射器で空気を注入して殺害。

トムの血と爆薬を使い地上に救出場所の目印を残した。これをピーターらが発見し、ニトロでクレパスを塞いでいる雪を爆破。ロープをクレパスに垂らして最初にアニーを救出しようとするが、支えが外れかけて救出失敗。3人もろともクレパスに転落するかという時に、ウィックが登場しなんとか助かる。救出を再開した時にまたもハプニング発生。アニーが大きな雪の塊にひっかかって落ちボーンに直撃し、5人とも奈落の底へ真っ逆さまの大ピンチ。ここでウィックが祈りを捧げてナイフを取り出しザイルを切断。そして、ウィックの下にいたボーンもろとも奈落の底へ。

ウィックかっこよすぎる。まさかウィックが主人公だったとは。ウィックなしにこの映画はなかったわ。

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